2014年6月4日水曜日

視線の先に


視線の先に, originally uploaded by hiha.

岸壁の上にたちカメラを構えている。視線の先には何が見えているのだろうか?
写真は同じ被写体でも撮る人によって、違う写真になる。それはカメラの違い以前に、撮る人の思考や経験が大きく反映されるからだ。「写真を読む」という考え方がある。写真は見る物だが、その写真を撮った人は何を感じ、何を考えてその写真なのかを考えてみる事を「写真を読む」と言うのだ。写真には言葉に成らない情報も多く含まれている。それを読み解くのはとても面白い。
たまには過去に撮った自分の写真を見返してみるのもいい。その時代の自分自身が見えてくる。一枚、一枚が存在の記録であり記憶なのだから。
                                     YN