STUDIO401主催の写真のワークショップ参加メンバーの作品を掲載しています。
はじめて琵琶湖を見て大きいのに驚いた。まるで海そのものだ。流石にレンタサイクルで回る気にはなれないので、樫田まで電車で移動しタクシーで浮御堂まで行った。辺りを歩くと『湖族の郷』という看板が目についた。タクシーの運転手さんに聞いてみたら、この辺の人をそう呼ぶのだというが、それらしい根拠が怪しい。後で調べると吉川英治が「新平家物語」でそう称したのだとか。浮御堂は寺名を海門山満月寺と言う。月の出まで待つと東京まで帰れなく成るが、湖族のお月見はさぞかし風流に違いない。