STUDIO401主催の写真のワークショップ参加メンバーの作品を掲載しています。
誰とも会うこともなく、することも無く時間だけがゆっくり流れていた。手持ち無沙汰に傘をさして街をぶらついてると、果たせなかった約束や失った夢の幾つかが不意に蘇ったりする。車は水飛沫を上げて闇を切り裂きながら走り抜けてゆく。置き去りの男は夜の雨は優しいことを知った。YN